伝え 広めたい銀山の歴史

大坂 雄吾(おおさか ゆうご)さん [史跡 生野銀山 GINZAN BOYZマネジャー ]

【プロフィール】

昭和41年(1966)東京都生まれ。外資系ホテル、テーマパーク設立などの仕事に携わる。半導体素材メーカー勤務の際に生野への赴任経験があり、当時から生野銀山の魅力にひかれ何度も足を運んでいました。

 

【生野への移住】

生野へのなじみが深かったので、昨年2月には、朝来市の空き家バンク制度を活用し、移住を決心。縁あって、生野銀山を運営する株式会社シルバー生野の管理部に勤務、施設の管理から、ガイド、予約案内、清掃までマルチにこなしています。

 

【これからの展開】 

北近畿豊岡道など道路網の整備で、一時期、神戸や大阪などから、朝来市や生野は素通りでしたが、竹田城跡の人気の高まりや日本遺産認定を契機に、生野銀山に立ち寄っていただける人が増えてきました。生野銀山は、訪れていただければ1,200年の歴史が持つ「本物」を体感できます。現在、注目を集めているGINZAN BOYZのマネジャーを務めていますが、これまで歴史や近代化産業遺産に触れる機会がなかった、若い世代を中心にアピールできればと考えています。インパクトが強いですが、これをきっかけに、生野銀山をはじめ朝来市や周辺の観光施設にも足を運んでいただき、地域全体の活性化に役立てるよう、話題づくりを続けていきたい。