夢は朝来市で大規模農業

稲場 慎一(いなば しんいち)さん [朝来市での農業経営目指す中学生]

【プロフィール】 

平成14年(2002)生まれ。梁瀬中学校の3年生。家族が農業を営んでいたことから、手伝いなどを通じて農業に興味を持つ。また、機械を見たり触れたりすることが好きだったことから、水田や畑では農業機械の操作も行います。

 

【農業への思い】 

現在は、家族とともに約4haの農地で、水稲や岩津ねぎを中心に、黒大豆、サツマイモや玉ネギなど、さまざまな作物の栽培に取り組んでいます。「農業は、自分のペースでできるところが大きな魅力です。天候など自然に左右され、苦労も多くありますが、作物が実ったときの喜びがあるので、乗り切っていくことができます。」

 

【これからの展開】 農業の技術はもちろん、小型特殊免許など必要な資格の取得や、高校卒業後には農業経営なども専門的に学ぶことがこれからの目標。将来は、法人化を行い大規模な農業経営を行うのが大きな夢とのことで、「後継者不足や耕作放棄地などの問題を解決し、農業を通じて朝来市を元気にしていくことができれば。」と話します。